2022年02月11日

M4 五発 モーション

VFC M4 GBB いじり のじゃなくて、今日は撃つ方のネタです。





近距離用スコープと20連マガジンを導入。

着弾位置の順番を確認するためRunCamも装備。



ウオームアップで五発打った後、気合を入れて五発を撃ちます。

今日はちょっとバラけてしまったけれど、それでも30mm以内4MILには入っています。

今日確かめようと思ったのはコレ。

モーションログから得られた玉発射時の銃の向きと着弾位置の関連性。

銃のブレも4MILくらいなようなので、偶然?の一致ですが、
銃の向きと着弾位置の関連性は今回は認められないようです。

なぜかウオームアップの方の着弾位置に似てるようにも見えるけど、
間違いなく右側の五発の時の銃のブレデータです。



もとになるモーションデータ。

0,0位置が照準してほぼ銃の位置が安定している状態。
弾が銃口を出た時の推定位置を赤丸で示しています。
その後大きくブレているのがブローバックの動き。
ビデオのぶれと一致するかを確認したいのですが、
また後で。


立ち撃ちとか プルプル安定しない撃ち方の方が関連性は見やすかったかも。

追記ーーーーーーーーーーー
#2着弾のモーションデータは、タマモニ2のバグでタイミングがずれているっぽいです。
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2022年01月30日

M4 フロン気温18℃



VFC M4 GBBいじりのつづきです。

初速をNPASで調整するにしても、
イリーガル判定の上限温度となる
気温35度の状態で測定するというのは難しいです。

とくに冬はマガジンが冷たくなっているし、
こたつで温めても、撃つとすぐに冷えてしまうので、
いったい何を調整しているのかわけわからなくなります。

冷えのせいで初速が低くなってしまっているのを、NPASで上がる方向にしてしまったら、
35度環境で検査したらアウトということになりかねません。

なので、
たとえば、気温18度の時には何ジュールに合わせておけばオッケー、という目安があったらいいのではないかと。


ジッケンです。



HFC-134aの温度と圧力の関係より、

圧力から温度を求める式を作っておきます。


ガスの圧力を見るため、
マガジンのガス注入口のメネジのところへ圧力計、注入バルブ等一式をぶら下げておきます。

ちょっと温めて、23℃の時、約0.5MPaということで上の物性グラフとほぼ合っています。
(もうちょっと正確な圧力計と比較したところ0.03MPaほど指示値が低かったので、計算時には補正しています。)



コタツでマガジンを温めておいた状態から、
圧力を読み取って1発撃つ を繰り返し、
初速をタマモニでログります。

マガジン内ガス圧力からガスの温度を計算で求めることができます。

ちょっとガスの入れ方が少なかったようで、28発で液化分が無くなってしまったようです。
(透明ホースなので液体が見える)


ガスの圧力と初速の関係はほぼ直線のようです。

グラフの右の方、
35℃ではガス圧力は約0.8MPaとなるので、
その時の初速は実験式より、97m/secくらいと予想できる、といえなくもないですが、
測定値はだいぶ実験式より離れてばらついているので、
余裕をもたせて、
もうちょっとNPASを絞り、初速を落とした方が良さそうです。

おもちゃゆえ、初速は安定とは言えないので、ぎりぎりとか求めずに、低めの調整が吉です。


ちなみに、
空気では0.25MPaまで低くしないといけないようでした。


この差はなに??

マガジン中に液化ガスが入っていると
気体のガスが足りなくなったときに気化が始まり
液面付近の温度が下がって、ガスの圧力が下がってしまって
玉を最後まで押しきっていないのでは?
とか思ってしまったので、

フロン缶を外部ソースのようにマガジンにつないでみます。

液化フロンは缶内、
マガジン内は気化したフロンとして、
玉を加速させるのに十分な気体のガス量を確保し
液面での気化熱の影響を分離してみました。



室温18度くらいなので、
気体フロンの温度はだいたい15度くらい、ガス圧0.4MPaあたりで安定。

仮説は外れ、
その時の初速はマガジンに液化ガスを入れてる時とほとんど変わりませんでした。

だとすると空気とフロンと何が違うのだろう?
重さのせいなのかな?


でも、
この方式はガス缶の温度の低下がほとんど無くなるようなので、
調整がやりやすいかもしれません。


で暫定結果、
このエアソフトでは、気温18℃の時には、0.2g玉で75m/sec(0.56J)くらいをリミットに調整しておけばいいのかな?  ← 妄想です。


  

2022年01月26日

M4 マガジン4本完成

VFC M4 GBB 2012verいじりのつづきです。

マガジン放出バルブのチューニングつづきです。

ピンの出を長くするだけのが調子いいので、マガジン4本とも同じにします。


分解する時はバルブの傘をドリルチャックで掴むとやりやすいようです。
調子がよかったピン出が長いマガジンは、やはりねじ込みが1mm以上浅かったです。
ネジロックの接着でかろうじてもってる感じ。



作る手順、段取りがわかったので、1ケ30分ほどで作れるようになりました。


ここはけっこう大事なネジ深さの確認。
30mm長さのネジを締め込んでみて、残りの長さからネジ深さを計算。



全長を確認。
φ3.8の穴の深さで全長を合わせ修正。


エアガンいじりにも旋盤はいろいろ役立ちます。
というか、
性能安定化工作には絶対必要。


くみたて



残骸。
取り外し部品、失敗部品、交換したOリング。


実射で試し。
マガジン毎5発。



まとまる時もあるけど、散らばる時もある?

3セット目はかなり優秀な集弾性。
ガスの良さが出てきた感じ。かも   ←妄想です。


マガジンによって集弾がちがう
ってことではないんだろうと思いますが。

GBBってブローバックが楽しいので、玉が出るのは二の次。
集弾性なんて無視していましたけど、
ガスで玉を飛ばすというのは いろいろと良い面があるのですね。



初速はコタツで温めすぎた感じ。
安全のため、もうちょっとNPAS絞っておきます。

いままでは、
元気なマガジンとか、ダメなやつとか、
なんだかなな感じでしたが、

4本とも同じように元気に使えるようになりました。

これこそ、チューニング(調律かな)♪
  

Posted by C.A.M. at 22:43Comments(0)VFC M4A1 GBB

2022年01月25日

M4 マガジン

VFC M4 GBB 2012verいじりのつづきです。


M4用2本とHK416用2本の計4本があるのですが、
どれも2012〜2013頃に購入のものなので今時のは違っているかもしれません。


で、
ブローバックが弱々のと強いのがある。



良く見てみると、放出バルブのピンの出の寸法が違っていて、
長いのが強いよう。

(画像は修正後に撮ったので、みんな同じような長さ調子の良かった強いのとほぼ同じ長さにしてみた。)


やや弱で、たぶん普通ぽいの2本はそれより1mmほど短かったよう。
(2017年頃買った新型HK416の長いタイプはこの普通っぽいのよりすこし強いか同じくらいな感じでした)
もう1本は全然弱くて、使いたくないレベルでした。


分解♪

ネジロックがギタギタになっていて、なかなかとれません。
ドリルチャックなどで挟んで、しっかり回さないと無理です。



バラした後、組み立ててみると、ピンが全然短くなってしまいました。
普通っぽいのより1mmほど短くなってしまいます。
これはもしかすると、
メーカーでの組み立て時に、ネジを最後まで捩じ込まずに長さを合わせているのかもしれません。

で、
ピンの出を長くするようにするにどうする?

まずは、
ストロークを長くする作戦でいきます。

軸部のOリングは6mmほどストロークすると出てきてしまいます。
(純正のネジを最後まで締め込んでいない状態だとOリングが完全に露出してしまいます。ガスが無駄になって あんまりよくないなぁ)

なので、

Oリングを外側に移動。


これだと、バルブリフト量はバネが詰むまで9mmほど動きます。

でも、
なんか戻りが遅いと言うか?
バネが絡む??

強いはまぁまぁ強いんだけど
いまいちな感じ。
フルオートが不安定な気もするし。
で、
ボツ。



次は、
バルブリフト量はそのままに
ピンの出だけを変える作戦。



純正とほとんど同じで、ピンのところだけ2.2mmほど長く作りました。
ハンマーコッキング時にファイアリングピンとの隙間がほとんどないくらいの長さです。



つまりマガジン放出バルブの全長が長くなります。

ちなみに、後ろの段のところでバルブリフト量が5.5mmに規制されます。





これは良いみたいです。
バルブリフト量を大きくしても、ガスの通り量はあんまり変わらないように思います。
なので、
ピンを長くして早く押されるようにしたってかんじかな。  ← 妄想です。




おまけの1

ガス漏れ修理

ネジのまわりのパッキンゴムがやぶれてくるので、ニトフロンテープを貼ってシールがわりにしました。
ネジにシールテープを巻いてもいいみたいです。


おまけの2

補修Oリング

バルブ先端のP-3リングは、脱脂して組んだ方がいいみたいです。
シリコングリス塗って組んだら、撃ってるうちに外れてしまいました。







  

Posted by C.A.M. at 22:05Comments(0)分解マニアVFC M4A1 GBB

2022年01月24日

M4 バレル&チャンバー芯出し修正

VFC M4A1 GBB(2012ver)いじりのつづきです。

ようは

このアウターバレルのフランジが傾いてるということです。

アウターバレルの後端、バレルベースにささるところは、

テーパーになってます。
ガタを出さない工夫なのかもしれませんが、
どーも誤差が累積していく感が強いかも。。。


フランジ部を修正加工すればいい話なんですが、
亜鉛より鉄にしたかった。
それだけの理由で、

コーサクします。


チャンバー側穴あけ、アウターバレルとのインロー内径仕上げ。

ちょっと緩くなってしまったので、

アウターバレルとは接着&押しネジを1本。



外径をそれっぽい形に。

このあと、
フランジ部の上下のピン用切り欠きとホップ調整窓を
フライスで。
(難しくてうまくいかなかったので画像なし)


1日目の工作終了。
なんか疲れた。


仮組みして撃ってみた。


まぁまぁ、良いみたい。
ちょっと左に寄るようになったかな。



2日目
今日は、

真鍮でリングを作って、

チャンバーとアウターバレルの隙間を埋めます。

これで、ただ組むだけでインナーバレルとアウターバレルの芯を合わせられるはず。



頑張った割には、いじる前とさほどの違いは無いようで。。。
疲れました。



さらに翌日、

1セット目の5発はバラバラでしたが、

2セット目は、
4発目まではほぼワンホール!
5発目、
トリガ引きたくない、
と思ってしまったら、それてしまいました。


人間力不足ですね


  

Posted by C.A.M. at 22:16Comments(0)VFC M4A1 GBB

2022年01月21日

M4 バレルナット

VFC M4いじりのつづきです。

アマゾンで2000円で買ったkeymodハンドガード。
新品取り外し部品だったのかな?

バレルナットが取りつかなくはないですけど、ガタガタです。
どうもメネジの寸法が違うよう。
バレルが通る穴もガタガタなのでバレルのセンターがどっかいく。。。
(チャンバー側で決まればイイんだけど、こっちもガタなので。)
きちんと締め込んでもバレルが左右にカタカタ動く感じ。


なので、
作ります。


苦手なメネジ切り。

ピッチ1.5mm、下穴29.86mmからスタート。

途中2回くらいバイトが引っかかったみたいだったけど、

できたかな?
計算では、切り込み量は0.96mmなんだけど、



ちょっとキツすぎ。


1.1mmまで切り込んで、

入りました。



散らかる散らかる。



見た目はほとんどおんなじですが、
黒のはあちこちが0.5mmほどガタガタです。
新作の銀色はキツキツです。



ガタなく付きました。


これだと締められないので、

まずは、普通にバイスをセットして十時に掘った後、

バイスごと45度回してテーブルに再固定。



エンドミルで再度十時に掘り掘りすれば、


数値制御(CNC)なぞ無くとも これくらいならなんとかなります。 ←ねたみ、つよがりです。


かっこよく
できました♪


これで、M110用の工具で締められるようになりました。


よくできたので、気が向いたらアルマイトしようと思います。


  

Posted by C.A.M. at 22:00Comments(0)VFC M4A1 GBB

2022年01月20日

M4 バレルベース❌

VFC M4 も いじり。

純正部品を海外通販で買ったので、
アップデートラッシュです。





うちのは2012年ほどに購入のものなので、

2021年型チャンバーを導入。



ダイカスト部品の作りが良くなってる。
がたつきもなくイイ感じ。
インナーバレルの窓と位置決め部の追加工で付きました。



今時のガスブロ用パッキンが使えるようになったので、選び放題。
今回は宮川MIYA-BONv2 Si50を。

で、
撃ってみたのが一番上の画像。
@7mと超近距離ですが、まぁまぁイイ感じ。


ところが、
翌日は

右にずれた。
7.5mで25mmほど。
1/300 = 3.3MIL。

銃身が右向いた。

よくよく思い出してみると、
そう、
アウターバレルのベース部品を あんまり使ってなかった新品ぽいのに変えたから。
上の画像の銀色のは、修正加工していたのでした。




外見に左右で違ってます。






旋盤にセットしてピックテストで測ってみたら、

内径、外径とも0.2~0.3mmほど振れてます。
また取り付け面のツバも傾いています。
φ25程に対して0.06〜0.07mmの傾きなので、
1/350〜400となって、ほぼ撃った結果と合致します。




ショップの画像のも外見の左右差がうちの不良と同じみたい。
よくないですね。

だいぶ前に購入したモノなので、今のはどうなのかわかりませんが。



5発だけ、まじめに撃ってみる。

集弾性はイイ感じ。



つづく

  

Posted by C.A.M. at 22:34Comments(0)分解マニアVFC M4A1 GBB

2022年01月19日

モーションログ デジタル補完


M4ってスコープくらいの大きさしかない。

チャンバーを今風のモノに変更したのでテストし始めました。


さて、
モーションログですが、
センサーの都合でサンプリング周期は250Hz、4msec毎のデータとなります。
玉が発射されるまでの時間はだいたい10〜20msecくらいなので、
データとしてはちょっと荒っぽすぎます。

なので、高速なセンサーを
と考えるのは簡単な思いつきですが、
ビンボー症な僕としては、
今あるモノで済まそうとしてしまいます。


1回1回のデータはスカスカですが、
何回かのデータをまとめれば、


線がつながりました♪

これによると玉が銃口から出る14msec前くらいから銃にアクションが起きているようです。

追記1/21ーーーーーーーーーーーーーーー

ジャイロセンサーのサンプリングタイミングは少し(1msecほど)違うのでした。
修正後のグラフがこっちです。
なので銃のアクション開始は15msec前ですね。
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ロガーではオシロのように常時データをサンプリングしていて、
トリガ条件が入ったときに、その前後のデータを保持することでログとしています。
このタマモニロガーでは、トリガは銃口から玉が出た時 
= 初速計の最初のセンサーがオンした瞬間になります。

なので、
センサーのサンプリングの周期のどこでトリガが入るかはわからないわけです。
発射後1.2msec後だったり、3.8msec後だったりするわけです。

それを逆手にとってみたというわけです。



おまけ
集弾のようす。

これはBLSのプラ玉0.30gなので、
玉によるばらつきもちょっとばかり影響しているのかも。

でも、
まだバレル回りのガタに思い当たるところがあるので、
まだまだイジリは続きます。