2019年11月12日

ACOG TA11 3.5x35 レプリカ の1

見た目はよくできています。
が、光学系はTA31 4x32タイプ のものを流用して、
対物レンズだけ変更しているよう。



対物レンズは1群2枚で
よくある望遠鏡のと同じ。
いわゆる 色消しレンズ。

よく言えば、
テリート400mmとかと同じ構成

分解!



マウントアダプタと接写リングとボール紙で
マイクロフォーサーズへマウント。



撮影。
うまくピントが出せない。。。

事前に白い紙の上に像を結ばせて
大体の焦点距離を測っていました。
凸レンズ1枚ならレンズの厚さの中心からの距離で良いはずですが、
複数のレンズの組み合わせの場合では、どこからの距離なのかが分かりません。


なので、
100-300mmズームレンズを150mmに合わせ同条件で撮影。

ほぼ同じ大きさのようなので、
このスコープの対物レンズの焦点距離は150mmということがわかりました。



最初、
家の中で1.5mくらいの距離で比較しようとしました。

これまたピントが難しいですが、
TA11対物レンズではこのくらいの大きさに写りました。

100-300mmズームレンズを150mmに合わせて撮って見ると

小さいです。
175mmあたりで同じ大きさになりました。
これはたぶん、
ズームレンズは近接撮影の時に焦点距離が変動する
というのを聞いたことがあるので、それかな。

ちなみに150mmレンズで1.5mにピントを合わせるには
約20mm繰り出すことになり、
これはレンズと撮影素子の距離が170mmということになります。



TA31レプリカは、
ボディの長さが40mm短く、
対物レンズの焦点距離もその分短い110mmでした。


続く


アサブロより引越 2020.4.23
  

Posted by C.A.M. at 12:13Comments(0)スコープ