2019年11月21日

ACOG TA11 3.5x35 レプリカ の2

接眼レンズユニットを外します。

2群3枚構成です。

TA11もどきのは、このレンズ枠と筐体が接着されているようで
ちょっくら外せませんでした。
でも、レンズ自体は取り出せて、TA31もどきのとほぼ同じようだったので、
こちらで実験します。


マイクロフォーサーズに当てがって撮影してみると

こんな感じ。
歪曲がすごいです。

ズミルックス25mmでは

ほんのちょっと小さい。
なので、接眼レンズの焦点距離は27mm程度と思われます。


対物レンズの焦点距離と接眼レンズの焦点距離の比が倍率になります。
TA31もどきは公称倍率4倍、対物レンズ焦点距離が110mmだったので、
接眼レンズの焦点距離は27.5mmなのかな。

そうすると
TA11もどきは対物レンズが150mmだったので、
倍率は5.5倍ほどのようです。
ホンモノのTA11は倍率が3.5倍なので、
接眼レンズの焦点距離は43mmくらいという推測ができます。

というのも、
このプリズム式のスコープでは、レティクルの位置はプリズムの第4面以外には成り立たないように思えるので、筐体の大きさからレプリカもホンモノも同じくらいの焦点距離にならざるを得ないんじゃないかと思うんです。  ←妄想です。

あと、
ホンモノの画像をよ〜く見てみると、たしかに接眼レンズのところがTA31よりも10mmほど間延びしているように見えます。

ということで、
焦点距離の長い接眼レンズにしたらどうなるんだろう。。。


つづく


アサブロより引越 2020.4.23

  

Posted by C.A.M. at 19:14Comments(0)スコープ