2021年07月24日

でんじべん

バレル内の計算がうまくいかないので実験です。

抜き弾抵抗力はタマコロ棒で、
玉を引き出す時の力をバネばかりで測っていましたが、

実際のエアガンに近い形として、
模擬バレルに玉をセットして、玉の後ろより圧力制御された空気をあてて、
玉が飛び出した時の圧力を測ってみます。


装置はあり合わせの組み合わせで。



抜き弾抵抗が100gfになるようにパッキン押しをセット。

抜き弾抵抗圧力は、
抵抗力と玉の断面積から0.36キロくらいと計算できます。

レギュレータで圧を上げていくと0.5キロくらいで
玉が発射されました。
計算よりちょっと高めかな?

メータの目盛りは おおざっぱなので、
圧力センサーをつないで、配管内の圧力をオシロで見るようにしました。

また、
レギュレータを開けていくと、
玉とバレルの隙間からもれる空気の量が
シューっと 意外に多いようだったので、
圧空のオンオフを電磁弁でできるようにしておきました。



レギュレータを約1キロにセットし、
電磁弁でオンして圧空を流します。

最初、
圧力センサーを電磁弁の上流につけました。
圧力変化は階段状になっています。
一番上の段がレギュレータの設定圧力=約1キロ
そこから2msecで、中段へ。
ここは 0.75キロで、抜き弾〜BB弾バレル通過中なのかな?
これが7~8msecつづいたあと、
6〜7msecで最下段へ。
最下段は0.5キロ。
大気圧じゃ無いのは電磁弁やバレルの抵抗かな?



なんだけど、
玉無しでもやってみたら、

ほとんど同じような変化の具合。。。。
ただ、
よく見ると中段の3個ほどのちいさな凸凹が無いけど。。。

この階段状の変化はもしかするとレギュレータの特性???



レギュレータと電磁弁の間に

こんな炭酸用ペットボトルを入れてタメにしたら良さそうですが、
今日はパス。。。。






圧力センサー位置を電磁弁の下流に変更。

平なところが大気圧。
3つの凸凹がある山の頂上が約0.5キロ。
なので抜き弾抵抗力かな?

ちいさな凸3つが玉に関係する圧力変化みたいですね。


とりあえず、
タマコロ棒による引き抜きの抵抗力と
エア加圧による玉の抜き弾力は
そんなには違っていないようです。
(一致もしていないようだけど)

というのは、
抜き弾抵抗力220gfくらいなのに玉詰まりしそうだったので、
抜き弾に必要な圧力がもっと高く必要なのかな?
と疑問をもったためでした。




この実験、まだほんのさわりで、
なんとか動作はすることがわかったので、
条件変えてデータとってみようとおもいます。

BB弾隙間からのエア漏れ量なんかも測れそうです。