2021年09月03日

スコープが載らない の2 レール修正

VSRにスコープが載らない のつづきです。



最初は、ネジ頭が少し出っ張ってるので、しっかり載らないのかな?と思いましたが違いました。
(23は銃口からレール上面までの高さのメモ書き。書いとかないとすぐ忘れる。)



レールの形状を修正するため、ピカティニの規格を調べました。(WiKiより)




規格は取付寸法であって、外形寸法や加工寸法ではないです。
中心振り分けで0.748”(19mm)幅のところが 0.108”(2.74mm)厚さで45°面にあたるような寸法となるようです。


これらから、外形寸法を計算して

こんな感じかな?

断面図の方では、高さ方向の寸法がいまいちよくわからず、

側面図の方の図形線から、
上面横溝の深さは最大幅部の下側と一致?(下側の図)
ということにして寸法を決めました。



カコー

まずは、マルイのマウントレールで練習。

これは上面横溝の深さが浅いため、レール下側の斜面を削り込むことにしました。
サッとさらってみた。



計算では0.3mmほど削れば良かったようなんだけど、


0.6mmくらい?でやっとスコープマウントがセンターあたりにくるようになりました。


左右両方ともを加工して、
まぁまぁ、よくできたかな。
ちなみにこのモノは亜鉛ダイキャスト。




締まり具合もいいみたいです。




つづいて、ノーベルアームズ製の方。
こちらはアルミダイキャスト品。

上面の横溝が3.3mmほどと深めなので、
レールの上面側三面を加工しようと思ったのですが、
ワークの固定が難しそうだったので、
マルイ練習と同じ方法をとることにしました。
サッとさらってみたところ。
う〜ん、角度もあやしげだし、すこしねじれもある??
まぁ、固定方法もアバウトなので、モノのせいとは断言できませんが。。。

こちらも0.6~0.7mmほどを切削しました。


溝が深いので、下側の45°面に凸凹が現れてしまいました。
やっぱり上側を削るべきだった。。。 ←手遅れです。




ピカティニの規格にはできませんでしたけど、
スコープはちゃんと載るようになりました。

できました♪


追記ーーーーーーーーー
削り過ぎたようで、
マウントによっては締めが足りず、
カタカタするものがありました。
やっぱり0.3mmでやめておけば良かったようで。。

マウント側の寸法もサマザマ規格のようです。
  

Posted by C.A.M. at 22:59Comments(0)こーさくスコープVSR10