2021年08月03日

バレルとレシーバーの2

ares M40A6いじり
のつづきです。

バレルとレシーバーの2
アウターバレルの内側にエクステンション追加してみたりもしたけれど、
アウターバレルの内側はデタラメで内径が斜めってたりしてるので、
かえって悪い。
レシーバー側も穴がテーパーになってるし。

バレルとレシーバーの2
レシーバーとアウターバレルの間に挟むシムも
傾き調整のために
追加していくと
だんだんキツくなる。

分解組み立てするたびにボロくなっていき、
あげくにシム崩壊。。。。


なので、
シンプルにt0.15の丸めたシムをレシーバー側にメタルロックで接着しました。
(アウターバレル外径φ29.9 レシーバー内径φ30.2なので、その隙間を埋めるシム厚さ)
アウターバレルとくっついてしまうと2度と分解できなくなるので、
(いや、多分熱かければ取れる)
シリコンスプレーをアウターバレル側にしっかり塗り込んで組み込み、
接着剤が硬化した後、軽く叩いたら無事に抜けました。

接着前は、木槌で叩かないと組めませんでしたが、
接着後は、ぎりぎり手で組んだり抜いたり回したりできるくらいのはめあいになりました。
シムはSPCCにしたので、がじったりせず滑りがいいです。

バレルとレシーバーの2
バレルとレシーバーの傾きは目で見ても
なんとなくは見えるんですが、
バレル基部φ29.9のところをバイスで挟んで、
スコヤで見るのが確実みたいです。


バレルとレシーバーの2
左右、上下とも
だいたいいいみたい。

バレルとレシーバーの2
バレルがまっすぐ向いてると、
トーゼン、ハンドガード他ともシャキっとまっすぐ。


バレルとレシーバーの2
試し打ち。
まだちょっと左寄り。。。。。
上下は重力ドロップ具合からほぼオッケー。



おまけ

このco2用SUSシリンダーあんまり出来が良くないようで、

スリットのところが押されたようで、両脇が0.2ほど出っ張っています。
どーも加工を急ぐあまり工作物を変形させてしまっているのでは?

追記**********
たぶん板材を丸めて作ったパイプ材料から作ったと思われるので、
スリットを入れることで丸めた時の応力によって変形するんじゃないかな?
**********

手送りの機械で手加減、音加減をしっかり覚えてからでないと
自動送りの機械の切削条件を机上で決めちゃう危険ってのがあるような気がする。

なので、
詰め物をして叩いてみたけど全然直らないので、
バレルとレシーバーの2
そのまま軽く旋盤でさらって修正しました。
(スリットのせいで剛性低く、SUSは硬いので切れが悪く出っ張りのとこだけうまく削れない。
詰め物でつぶれ変形を少しは防げるはず)
真円とはなりませんが、まぁボルトを軽い力で戻せるようにはなりました。



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