2023年05月28日

M40A6抜弾力測定

VSRで実験を進めてきましたが、
そろそろ別の銃もいろいろ測りたい。


今回は、ares M40A6の抜き弾抵抗力を電気タマボーで測ってみます。


テープ止め。。


ホップダイヤルはM3P0.5でレバー比が0.76なので、1回転で0.38mm押し込み量が変化します。


タマボーの玉がパッキンの後ろまで抜けるようにボルトは引いておきます。


それぞれのダイヤル値の時のメモ。


データはSDカードに記録されるのでパソコンの表計算で集計。




くさってきた0.43gバイオ玉を処分射ち


1/2回転戻しで、抜き弾抵抗303gfで射ってみたところ、ばらつく感じ。
押し付け力が強すぎてあばれているのかな?


2回転戻しで、抜き弾抵抗力150gf。

このくらいだとまとまります。

あんまり強く押さないで使うのが良さそうです。


この時の予想弾道

かなりドロップするので、玉が重すぎるようです。


  

2022年08月27日

細径シリンダφ18の4 ノズル

M40A6 細径シリンダφ18のつづきです。



ピストンリングを変えたところ、重い玉での出力が上がりすぎてしまったので、
ノズル径で出力調整しました。



φ2.5、φ2.8と広げて、φ3.0で0.90J弱。
あんまり上げても危ないだけで意味はないので、ここでやめておきます。
(タイトバレルとか試してみたいこともあるので)


0.43g 抜き弾抵抗力175gfにて試し射ち。


いつもの7.5m


スコープは約4倍にて



10mm切りました。
5発ですけど。(集中が続かないので10発はきつい)


平均的には14mmくらいな感じでした。




ボルトのガタ取りが効いたようで、あんまり散らなくなりました。




今回は結構たくさん射って、ダメ出ししてみました。
銃は良いみたいで、人間側の問題がいろいろと。。。。

  

Posted by C.A.M. at 19:36Comments(0)ARES M40A6電子標的

2022年08月26日

細径シリンダφ18の3 Vパッキン

Vパッキンの前に


ボルトサポートリング。

ボルトにガタがあるので、作り直します。


POM


このくらいバイトがあれば、なんとか。



4つ作っておきました。

このままだとキツキツなので、

手ヤスリですり合わせ。



Vパッキン

Oリングと取り合い寸法互換なので、はめ替えるだけ。

なんですが、
シリンダ径が大き過ぎてて気密が悪い。
溝底にテープを一巻きしてオッケかな。


初速ソクテー

あれれれれface07

つまり、
Oリングの気密が悪くて、弱々だったという。。。


ノズルで絞ります。

φ2.5から、またデータ取り直しです。
  

Posted by C.A.M. at 12:31Comments(0)ARES M40A6

2022年08月22日

細径シリンダφ18の2 Pー14 Oリング


φ18細径と ノーマルφ22.6の差。
かなり細いです。
(これはストローク規制スペーサー)


2作目は、SUSのボルトへアルミのスリーブで。
(このaresのボルト、オプションSUSとノーマルアルミとで微妙に外径内径とも違っているので)

P−14 Oリングに合わせて、シリンダボアを旋作したけど、ギザギザだったので、ペーパーで磨き。

ちょっと大きめのボアになってしまいφ18.7。



眼で見るときは光の反射を動かしながら、舐めるように見るので平坦さを見れますが、
カメラだとピントの位置のせいもあるけど、ナニガナンダカ。。。。




今回のはボルトヘッド側にインロー部を作ってスリーブを圧入固定。
プラハンでギリギリ分解組み立てできる程度のはめあい。


ボルトヘッドとスリーブを組んでからボルトへ装入します。



なんかバネ曲がってきた??


SUSボルトへ組み込み完了。



今回もノズル径で出力調整してみます。
広範囲のデータを取りたかったので、最初はφ2.5。




穴拡大中。



φ3.5加工中にデルリンスリーブが抜けてしまったので、φ3.2の次はφ4.0となってしまいました。
入り口側ロートはφ4.0のデータを採ってから加工しました。


このヘッド(右側)、元々はco2 ボルトだったので、段差が2箇所ほどあって、急縮小管圧力損失が大きくなってた模様。



ジッケンケッカ

前回のと違って、出力低いようで。。。
特に肝心な重量弾で初速が低いです。
ノズルを開けていってもあまり上がらないような。。。

シリンダ径が0.4mmほど大きくなったのが良くないのか??
それとヘッド周りの寸法が2〜3mm違ってるので、ストローク、プリロードとスプリング関連のセッティングも変わってくる。
んだけど、ケーサンではさほどの違いはでないようなんですが??

何かオチがありそうな…




タメシウチ


いつもの7.5m
銃口から的までの距離


0.46g
狙点 100mm上

今日は当たりそうにないな、と思いながらも撃ってみると
だいぶと散りました





  

Posted by C.A.M. at 13:49Comments(0)ARES M40A6バレル内の計算

2022年08月21日

細径シリンダφ18の1


エアコキハンドガンのシリンダがφ18です。

エアコキライフルのシリンダ径はφ22.6くらいですが、それをこのφ18と細くしてみます。

バレル内のケーサンによると重い玉で有利なはず。




コーサク開始

VSRでやりたいところですが、
うちのVSRはノーマル状態をくずせないので、
ares M40A6に施します。


ミスミからシリンダスリーブ材料を。
さて、どう料理する?



ボルトのメネジを利用して、


ねじ込み。


長手は、

どーもピストンの長さが足りない。


頭を


落として


アルミ材料から


ピストンヘッド削り出し


メタルロックで接着


Oリング溝切り。
ピストン全長+5mm


スリーブ長95mm
ストローク5mm減の85mm
加速ポート無し

VSRとの違いは長手が5mm短いだけ。




初速ソクテー


0.48gを使った時にたまにオーバーするみたいだったので、
ストローク規制スペーサを入れたけど、ダメ。(初速落ちきらない。と、玉が出る前にピストンが前端に衝突してるみたい。)

なので、

ノズル径をφ4.2→φ3.0に。
これは効いた。


初速


初速エネルギ

0.40g以上で、ジュールクリープが無くなります。

重い玉用セッティングを進めて行った時に、軽い玉を使った時のオーバーの心配がなくなります。

以前、
重い玉用のセッティングには、重いピストンと加速ポートを使いましたが、
これは加速ポートなしのピストン軽いままで行けます。



このあと、ノズル径をφ3.2、φ3.3と拡大し、初速を調整しました。
ノズル径での調整は安定確実な感じで よく効くようです。





タメシウチ


@7.5m

抜き弾抵抗力を150gfにセット。
狙点は100mm上。
スコープと銃身は平行にセットしているので、銃身高さはマト中心の26mm上となります。
なのでドロップ量は40mm。(着弾点からの推定ホップ回転数は171rps)

7.5mと超至近距離なので集弾性は人間によるところの方が大きいようですが、
まぁまとまっているのではないかな?
(最近ヘンタイな方々の20m集弾記録を見ているせいで、感覚がおかしくなってます。
たぶん、これでもなかなか良い記録なんではないかな????)


  

Posted by C.A.M. at 21:40Comments(0)ARES M40A6バレル内の計算

2022年03月15日

空気抵抗係数算出特別実験の1 @1〜7m

計算の簡略化のため、空気抵抗係数を固定値にしてみていたのですが、
どうも計算で求まる弾道には伸びが足りないような気がする。


玉の速度によって係数は多少変化するようなので、
実験で求められないか、チャレンジです。



@1m

1mから+1mずつ距離を伸ばしていき7mまでの
初速と到達時間を測定します。
玉は0.20g。

初速は全てほぼ同じですが、距離が遠くなると到達時間は長く、その時の終速は低くなります。
しかし、例えば5mでのデータでも、最初の1mの部分は、1mの時のデータと同じになるはずなので、
近い側から順に係数を決めていけば、1mごとの平均速度に対する空気抵抗係数が求められるはず。


弾道計算表で、空気抵抗係数を少しづつ変えて計算を繰り返し行い、着弾時間が実測値と一致したところを答えとしていきます。

ところが、ここの1.5mのデータでの計算において、

距離を1.500mで計算して導いた空気抵抗係数は、0.493ですが、

距離を1.501m、つまり1mm長くして計算すると、

0.481とかなりの違いになってしまいます。

このことから、
測定する時の距離が正確に測れていないと、正しい係数が求められないようです。
距離が長い時は、こんなにシビアではなかったようなのですが、
表計算がまずいのかな??

ちなみに、

1.5m付近では、時間5usecで玉が進む距離は0.4mmくらいのようです。
速度が77.57m/secなので、合ってるのか。

1mm進むのに13usecほどかかる。

測定値 18.824msec =18824usec に対して 0.07%の時間。
たったこれだけの時間分をあわせるのに空気抵抗係数を0.01も変えないといけない???

逆に言うと、
空気抵抗係数が0.01違っても、弾道はそれほど変わらない と言うことかな。


思ったよりも難しそうなので、
一時退却。

距離ごとの係数(固定値一値)のみ見てみると、こんな感じなので、
玉の速度が高い側で空気抵抗係数が高くなると言うのは間違いないようです。

が、
絶対値を求めるには、ちょっと方法を改めないといけなさそうです。

つづく




  

2022年02月02日

ノベリッチ BB弾


海外通販でついで買い。
ノベリッチ BB弾 0.46g
スナイパー用?
うちのBB弾で一番高価かも。

GBBでガス圧が〜、温度が〜、初速が〜、とかやってると
法規の問題とか絡んできて楽しめない。
嫌になったので、ボルトアクションに戻ります。


久しぶりのares M40A6。

5発だけ使用。
良いんじゃない。

このM40A6は、給弾レール式なので、5発撃つにも40発くらいの玉が必要なので
5発の0.46gを0.15gで後ろから押してます。

その0.15gを続けて撃ってみたわけですが、
上に上がるのはマグヌス力が軽い玉には作用が大きいため。
ばらつくのは、やっぱり玉のせいなんだろか??

ほんとに玉のせいということで片付けてしまって良いものなのか??


  

Posted by C.A.M. at 11:53Comments(0)BB弾ARES M40A6

2021年12月16日

ホップレバー検討の3 鉄レバー測定

ARES M40A6 いじりの続きです。




自作ホップレバーができたので、

まずは、
レバー押し付け量と抜弾抵抗力の関係。

ARES純正の時とほぼ同じ特性で、
押し付け量が多くなった分、抜き弾抵抗力が高い領域まで調整できるようになりました。



つづいて、
抜弾抵抗力と初速の関係。

抜き弾抵抗150gfくらいまではARES純正とほぼ同じ特性で、
そこからは初速が落ちていくような感じになりました。
と言っても、以前のように20m/sも落ちるということはなくて
ほんの少しです。

0.15gの初速はその1のときより何故か1m/secほど高く、
0.28gの初速はその1のときより何故か1m/secほど低くなっています。
日によって1m/sほどの上下があるのか?


そして、
抜弾抵抗力と着弾高さ(ホップアップ量)の関係

ホップ調整ダイヤルを半回転づつ回して、
5発づつ撃って、着弾高さを測定。
玉は0.28g。


150gfくらいまではその1の時と同じ感じで、
それ以上の調整範囲も得ることができました。


この上がりかたなら、長距離でもいけそうな感じ?


抜き弾抵抗力210gfに合わせた時の弾道を
自家製弾道計算シートで推定してみます。

水平打ち出しで
@30m強地点で最大35cmほど浮いて、
@43m地点にて照準高さになり、
着地点は@50mあたり。

ちなみに、撃ち出し時の推定ホップ回転数は338rps。(着弾高さから逆算)


実際どうなのかは広いところで撃ってみないとわかりませんが。



レバー式はこれにて おしまい かな?


  

Posted by C.A.M. at 22:52Comments(0)抜弾抵抗力ARES M40A6

2021年12月15日

ホップレバー検討の2 鉄レバー製作

ホップレバーの改作なのですが、
溶接ついでに。

レシーバー後ろ側の長い固定ネジだけ、普通の穴付きボルトなので、
工具は4mmヘックスキー。
他は皿ネジなので、3mmヘックスキー。

なので、M4の穴付きボルトの頭にすり替えます。

旋盤で加工してはめ込み、

溶接準備オーケー。



レバーは寸足らずなためホップ押し部を、TIGで盛り盛りし、整形。


エンドミルで突起の真ん中を溝掘りして、
VSRのレバー風に。





いいかな?


シリンダノズルには、ポリアセタールをかぶせて、

外径をチャンバーの穴とピッタリに。
以前真鍮で作ったら、ゴリゴリするので、今回はプラ系で。


ほぼガタなし。






以前の一撃初代+ゴム板平押しだと、真ん中が丸みを帯びて出っぱっていましたが、
v2+VSR風レバーだと、ほぼ平らです。



できたかな。

測定へと続きます。

  

Posted by C.A.M. at 17:43Comments(0)抜弾抵抗力ARES M40A6

2021年12月14日

ホップレバー検討の1 ARES純正

ARES M40A6いじり再開。


VSRはホップを強くしても初速がほとんど落ちず、
50mくらいまで飛んでいきました。(0.28g)


うちのM40A6はホップの効きが悪く、
レバーで強く押しつけると初速が落ちてしまうため、
35mくらいまでしか届かない感じ。。。


とりあえず、
長掛けとかは おいておいて、
VSRをマネしてみます。


ホップレバーは、
いままで、上の鉄製のものにゴム板を貼ってかさ上げしていました。

が、
それだと玉の上側頂点付近に強い力がかかるだけなのかな?
なので、
VSRのレバーのように真ん中はいらないような?


ARESの元々付いていたレバーが じつはこのVSRと同じような形状でした。

ネット情報だと、このまんなかにゴムを貼ってホップを強くってのが、
あちこちで見られます。

で、今回は貼ってあったゴムをはがして純正形状に戻し、
パッキンは一撃ニトリル60°から一撃v2シリコン50°に変更しました。


シリコンだと突起が透けて見えるので、
レバーの突起の位置とパッキンの突起の位置を確認できました。

レバーが後ろ寄りに見えますが、
レバーを下げていくと突起の先端は前側に動いていくので、
この位置で良いみたいです。



車のタイヤなんかだと、ゴムが柔らかい方がグリップが良いですが、
このパッキンではどうなんだろ?
ってのもあって柔らかい方を選んでみました。



そくてー


レバーの押し付け量と抜き弾抵抗力の測定。

レバーの押しストロークが小さいため、あまり強くはかけられないよう。


抜き弾抵抗力と初速の測定。

0.15gと0.28gのBB弾で測定。
0.15gではホップを強くすると初速が上がる傾向。
0.28gではホップを強くしても初速はほとんど変わらない傾向。



7m距離で撃ってみて、ホップアップ量(ドロップ量)を測定。

ホップゼロでは、計算では50mmドロップするはずですが、測定値は45mm。(銃身がすこし上向きかも?)

以前のセットだと抜き弾抵抗力60gfのときにはドロップ20mmほどでしたが、
今回のセットだと同じ抜き弾抵抗力60gfのときにホップアップ0mmと20mmほど着弾高さが上がりました。
ホップが良く効いてるようです。

シリコンのせいなのか、レバー形状のせいなのかはわかりませんが、
思った方向に変わってくれました♪



  

Posted by C.A.M. at 22:04Comments(0)抜弾抵抗力ARES M40A6