2023年08月31日
Double Eagle Magpul Pro700の1 シリンダ諸元
Double Eagle Magpul Pro700
⚪︎イのM40と悩みましたが、こっちの方がカッコ良さそうだったので。
購入は7月末でしたが、いろいろあれれな感じで、あちこちいじくりまわしていました。
やっといい線が出てきましたので、
少しづつブログにメモ書きを残しておこうと思います。
いままで買ったエアコッキングは全ていわゆるVSR互換のシリンダ搭載モデルでした。
バレル内の計算をするようになって、VSRのシリンダは太すぎるし、長すぎるような気がしたので、
その辺の仕様が違うものが気になってきました。
こいつのシリンダは、
ボアφ20です。
VSRはφ22.6なので、径で88%、断面積で78%ほどになっています。
ピストンは玉加速の後半に圧力を受けることで減速してしまうので、シリンダ径が大きいほど反力も大きくなってしまいます。
押しきれなくなると玉はバレル内で減速してしまうこともあるみたいです。(インナーバレル長を短くして防ぐこともできるらしい)
ストロークは86mmです。
VSRは95mmなので9mmほどは短いのですが、そのわりにはボルトの全長がやけに短く見えます??
ピストンの全長が短いです。
重さは22gと軽めです。
ピストンリングが効き始める位置はここなので、加速ポートが 86 ー 59 = 27mmとけっこう長めにとらているようです。
そのため、短いピストンにできることになって、ボルトの全長も短くなっているということのようです。
スプリングは
VSRよりも外径が大きく、長さは短いです。
レートはGスペックよりは低く、素のプロスナイパーと同じくらいなようです。
ボルトを引いた感じでもそんな感じです。
コイルスプリングは捻り棒と同じ理屈によるそうです。ちょっとイメージしにくいですけど。
なので、外径は大きい方が、巻き数は多い方が、捻り棒の長さが長いことになって、
捻れる材料の量が長いことからバネレートが低くなります。
見た目のイメージと逆なので注意です。
これに410mmのインナーバレルが組み合わされるので、感じとしてはGスペックよりもプロスナイパーに近い感じですね。
2023年08月01日
スピンパラメータの3 空気抵抗係数Cd と 揚力係数Cl
0.20g、0.28g、0.46gの三種の玉を
ホップを変えて射ってみました。
玉の重さが違うと、玉速度が違うようになるので、レイノルズ数が変わります。
スピンパラメータV/Uの分母U玉の並進速度が変化します。
ホップ強度を変えるとホップ回転数が変化するので、スピンパラメータの分子V=rω玉の回転周速度が変化します。
@2.5mでの着弾位置 (着弾高さ=重力ドロップとホップ揚力の結果)
0.20g
表の数値は5発の平均です。
クリック0と20では着弾高さが5.5mm違ってきています。
0.28g
クリックをあげていくと着弾位置は高くなっていく傾向はあるようですが、
クリック0と5では反転していて、
また、0と20での差は2.4mmしかありませんでした。
0.46g
これもいちおうはクリックをあげると着弾位置は上がりますが、
0と20での差は3.2mmでした。
集弾は良いみたいです。
空気抵抗係数Cd
これらの射った結果について弾道計算をシミュレーションして空気抵抗係数を求めました。
(揚力係数は0.12に固定して)
スピンパラメータと空気抵抗係数Cdの関係は
玉の重さが違っていると同一線上には載らないようです。
このデータだけを見る限りでは、スピンパラメータとCdは無関係な感じです。
速度との関係を見てみると
つまりはレイノルズ数との関係とほぼ同じことになりますが、
こっちのほうが空気抵抗係数Cdの変化との関連性がありそうな感じです。
まだ実験サンプル数がすくないのと、数値範囲が狭いため、なんとも言えませんが。。。
揚力係数Cl
まだ、バレルの傾きを確認していないので、
とりあえず0.28gの結果に対して、
バレルが@2.5mで6mm上向きになっている、というのと4mm上向きになっている、の2点を仮定して、
(それぞれ着弾位置を−6mm、ー4mmして補正)
弾道計算のシミュレーションから揚力係数を算出してみました。
バレルが6mm上に向いていたという仮定からの算出値は青線でClが0.12〜0.17程度となりました。
4mm上向きの仮定ではClは0.16〜0.26程度となりました。
って、これがなんなのか、よくわかりませんので、
やはり銃身を水平に合わせてからデータをとらないとナニを測っているのかわからなくなります。
やり直してからモノ言うことにします。
ホップを変えて射ってみました。
玉の重さが違うと、玉速度が違うようになるので、レイノルズ数が変わります。
スピンパラメータV/Uの分母U玉の並進速度が変化します。
ホップ強度を変えるとホップ回転数が変化するので、スピンパラメータの分子V=rω玉の回転周速度が変化します。
@2.5mでの着弾位置 (着弾高さ=重力ドロップとホップ揚力の結果)
0.20g
表の数値は5発の平均です。
クリック0と20では着弾高さが5.5mm違ってきています。
0.28g
クリックをあげていくと着弾位置は高くなっていく傾向はあるようですが、
クリック0と5では反転していて、
また、0と20での差は2.4mmしかありませんでした。
0.46g
これもいちおうはクリックをあげると着弾位置は上がりますが、
0と20での差は3.2mmでした。
集弾は良いみたいです。
空気抵抗係数Cd
これらの射った結果について弾道計算をシミュレーションして空気抵抗係数を求めました。
(揚力係数は0.12に固定して)
スピンパラメータと空気抵抗係数Cdの関係は
玉の重さが違っていると同一線上には載らないようです。
このデータだけを見る限りでは、スピンパラメータとCdは無関係な感じです。
速度との関係を見てみると
つまりはレイノルズ数との関係とほぼ同じことになりますが、
こっちのほうが空気抵抗係数Cdの変化との関連性がありそうな感じです。
まだ実験サンプル数がすくないのと、数値範囲が狭いため、なんとも言えませんが。。。
揚力係数Cl
まだ、バレルの傾きを確認していないので、
とりあえず0.28gの結果に対して、
バレルが@2.5mで6mm上向きになっている、というのと4mm上向きになっている、の2点を仮定して、
(それぞれ着弾位置を−6mm、ー4mmして補正)
弾道計算のシミュレーションから揚力係数を算出してみました。
バレルが6mm上に向いていたという仮定からの算出値は青線でClが0.12〜0.17程度となりました。
4mm上向きの仮定ではClは0.16〜0.26程度となりました。
って、これがなんなのか、よくわかりませんので、
やはり銃身を水平に合わせてからデータをとらないとナニを測っているのかわからなくなります。
やり直してからモノ言うことにします。