2023年11月01日

Double Eagle Mgpul Pro700の4 初速の測定


このくらいバレル長い方がかっこよく感じる。

10cmくらいたそうかな?

Pro700は買ってからずっと玉が散らばるのが気になって、初速のデータとかとってなかったです。
この前ホップ回転数測ってる時にやっと思い出したという。。。



で、
玉の重さごとの初速を測ってみました。
ホップダイアルは4。抜き弾抵抗力は55gfと小さいですが、回転数は十分出るセットです。
(ホップ押し部分をいじっていますので、ノーマルと同じではありません)

青線が測定値。黄緑線はバレル内の計算でのシミュレーション値。
計算では高めな感じなんだけど、実測は低め。
何かロスが出ているのかもしれない。。。

0.25〜0.32gあたりで最大ジュール。

数値に開きはあるけれど計算値と実測値は同じ傾向のようです。




続いてホップを強くした場合。

前回のホップ回転数測定結果から、ほぼ最大なホップ回転数を得られるセット、ダイヤル12、抜き弾抵抗力は160gf。
これ以上強くすると玉詰まりっぽくなって初速が不安定になるくらいのセットです。

ホップ弱め適正の時と比べて、初速は5m/sec程度落ちました。

現状のバレル内の計算だと、ホップを強めて抜き弾抵抗力が大きくなっても初速はほとんど変わらないモデルになっちゃってます。

で、
この結果を眺めながらしばらく考えていたのですが、
やっとのことで、次のように推測してみました。


ホップパッキン中に玉がある時は、玉の周りの隙間が大きい。
バレルのホップ窓だったりパッキンの形状だったりのため。
隙間が大きいので空気の漏れ量が大きい。

抜き弾抵抗力が大きいとホップパッキンから抜け出すまでの時間が長くなる。
(シリンダ内のピストンが前に進み、必要な圧力まで高くなるのに時間がかかる。)
(ガスジュウの場合は時間は長くはならないっぽい ← 妄想です。)
時間が長いほど漏れる空気の量は大きくなる。

極端な場合、
全ての空気が漏れてしまうと、玉詰まり、ということになってしまい、玉はパッキンの中にとどまったままになる。


というわけで、
パッキン中での空気の漏れ量のシミュレーションをモデルに追加していけば良さそうです。 できるのか?

まずは隙間の面積かな。