2023年05月10日

M.L.s70の4 ノズル長

VSRというかエアコキではシリンダヘッドのノズル長で玉の給弾位置が決まります。
メープルリーフのパッキンはアーチ無しのインナーバレル(GBB等に多い)用のためかホップ突起がかなり後ろの方まであるようです。

なので、
ノズル長を短くしてみます。
VSRの余分なパーツは持っていないし、純正状態に戻せなくなるとまずい(リファレンス機としての所有の)ため、、、、

M.L.s70の4 ノズル長
ありました!
ジャンク箱から発掘しました。
aresのM40A6のボルトがVSRのと外形が全く同じなようです。




コーサク


M.L.s70の4 ノズル長
aresのシリンダーにVSRのピストン一式は入りました。
(すこしばかりaresのほうが内径が小さいようですが)

シリンダヘッドは
M.L.s70の4 ノズル長
残念ながらネジピッチが違っていました。

M.L.s70の4 ノズル長
作る気満々で図面に卸しましたが、
めんどくさくなったので、

aresのシリンダで組みました。
M.L.s70の4 ノズル長

ノズルの先端だけ1.2mm短くして
M.L.s70の4 ノズル長
19mm --> 17.8mmです。
メープルリーフ スーパー70度をホップクリック20にした際に、玉棒でさぐるとほんのわずか待機位置に遊びがあるようになりました。



測定


玉の待機位置が後方になるため、長掛けっぽくなって、ホップ回転が上がるはず、
と妄想しながら、ホップ回転数を測定。
M.L.s70の4 ノズル長
玉詰まりしにくくなったようで、クリック数が大きい側に2ほどシフトしたような感じです。
クリック20でも発射されるようになりました。

が、
ホップ回転数は上がらないみたい。



60度ももう一度測ってみる
M.L.s70の4 ノズル長
これもクリック数がシフトしただけでホップ回転数を上げることはできませんでした。



50度〜70度をならべてみると
M.L.s70の4 ノズル長
クリック数の位置関係が変わっただけな感じ。



ノズルが長すぎる時は、ボルト閉鎖時に玉が前に押されすぎてパッキン中にめり込んでいる感じです。
ボルトを開くと少し後ろに下がるよう?なので、ゴムによって玉が後ろ向きに押されているような状態。
玉が動き出す時にゴムと接しているので、摩擦力は静止摩擦係数によるんだと思います。

たいして、適正長の時は、玉はフリー。
玉が動き出してから初めてゴムに当たるので、摩擦力は動摩擦係数によるとすると、
通常、動摩擦係数は静止摩擦係数よりずっと何割も小さいので、玉詰まりしにくいのかな? ← 妄想です。


ということで、
このメープルリーフスーパーのパッキンでは、ノズル長を短くしてもホップ回転数は高くならないみたいです。
ノズル長に神経質にならなくてもいいみたいです。

GBBなんかはノズルが短めなことが多い(というか給弾の関係で長くできにくい)ので、
給弾後の玉の待機位置が後方にできて、その位置も幅があるのはメリットなのかな。 ← 妄想です。










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